数か月前、私は会社でモラルハラスメントを受け続け、心身ともに疲れ果ててしまい、ついに休職しました。「仕事辞めたい」と何度も思いながら、なんとか耐え続けた日々は、今振り返ると本当に辛く、苦しいものでした。40代のワーママとして、仕事と家事、子育てのバランスを取ることは常に課題でしたが、それでも心身が壊れてしまうほどのストレスを抱え込んでしまったのです。
会社からは、休職後もなんの連絡もなく、労災申請は難しいと思い、傷病手当金の申請を行いました。毎月1~2回、精神科に通いながら、暗く辛い日々を過ごしてきました。心の中には「いなくなりたい」「消えてしまいたい」という思いが何度もよぎり、疲れ切った私は人と話すことすら怖く感じてしまっていました。元気が出ず、子どもと一緒に過ごしていても、私の中には暗く重い気持ちが常にありました。それでも、子どもたちには私の辛さを感じさせたくない一心で、明るく振る舞おうとしてきました。けれど、きっと彼らは気づいていたのでしょう。ママがちょっと変だって。
それでも、数か月の休養を経て、少しずつではありますが、体調が回復してきました。ご飯を食べられるようになり、嘔吐もなくなり、元気を取り戻し始めた自分に気づいたとき、ようやく少し前向きに考えられるようになりました。しかし、私はこれまでの経験を通して、自分が「仕事を辞める」という決断に至る理由をはっきりと理解しました。特に40代のワーママとして、家族との時間や自分の健康を犠牲にしてまで働くことが本当に正しいのかと自問していたのです。
私は、人と深い関係を築いて仕事をすることが、どうしても難しいと感じていました。昔から、酷い言葉を投げかけられたり、無視されたりすることが多く、それを大げさに受け止めてしまう自分もいました。でも、40代を迎え、何度も「疲れた」「もう限界だ」と感じながらも、それを我慢して働き続けることに無理があると痛感したのです。強く見せるために髪を染めたり、服装を変えたりしましたが、結局何も変わらなかった。そして、ついに私は「仕事を辞める」決断を下しました。
これ以上、自分を偽ってまで働き続ける必要はない。私には家族があり、子どもたちを育てながら、自分らしく生きる道があるのです。会社に行かずとも、ワーママとしての挑戦はこれからも続きます。家事や子育てに全力を注ぎつつ、私は私なりに前に進んでいきます。
これまで、会社の古い体質や上司の圧力に縛られ、田舎のルールに従わなければならないと感じていましたが、それももう終わりです。これからは、自分自身のために、家族のために、もっと自由に生きたい。40代であっても、私たちは自分らしい生き方を選ぶことができるのです。疲れ切った心を癒しながら、新しい道を歩む勇気を持つことが必要です。
同じように「仕事辞めたい」と思いながらも、子どもを育て、家事をこなしている40代のワーママたちへ。私たちは、どんなに疲れていても、自分の人生を見つめ直し、必要ならば新しい道を選ぶことができます。無理をしないでください。自分の心の声に耳を傾け、疲れた時には立ち止まることも大切です。
これから私は、会社を辞め、家族とともに過ごす時間を大切にしながら、少しずつ自分らしい生き方を見つけていきたいと思います。日々のもがきや挑戦を綴りながら、同じように悩んでいる人たちに、少しでも勇気を与えられたら嬉しいです。自分を取り戻し、前に進むことで、きっと新しい未来が開けてくるはずです。